人手不足とそれに対する人材確保について

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人手不足の現状

経済産業省の調査では、2016年の有効求人倍率は全都道府県で1倍を越えており、全国平均が1.36倍となっている。求人が求職者を超えているということで、売り手市場と思われる。しかし、この関係にはミスマッチがある。例えば専門的/技術的職業では2016年平均で21.5万人の不足があるが、事務的職業は32.3万人の過剰となっている。その他でも運搬/清掃/包装などの職業は求職者数が求人数を上回った状態にある。

人手不足の対応

この状況下に置いては、企業は望む人材の確保のために幾つかの対応を行うこととなる。

  • 離職率を低下させる
  • 求人を成功させる

離職率を低下させる

人手不足については離職率を抑えることが、新規に人を雇うことと共に重要となる。離職率の低さは企業としてのアピールポイントともなる。離職理由としては、以下のものが挙げられ、また対応をすることで離職率の低下が見込めます。

給与が不十分である

この場合は、企業として通勤手当や社宅などの現物支給や、労働保険など福利厚生が説明できると良い。

労働時間が長い

効率良く働ける事が望まれるが、本人次第である事も多く、仕事の内容を精査し直すなどがなされる。また、仕事量を減らしたり、人員を増やすことでもその対応ができるが、経営判断となる。

人事評価が納得いかない

人事評価制度の見直しなどを行うことになる。この場合は、社労士が会社の風土なども踏まえて制度を変えるお手伝いができます。

人間関係の悩み

上司との関係についてが多く挙げられる。パワハラ、セクハラなどコンプライアンスの共有が必要です。

求人の成功

求人を成功させる事で、人手不足の解消ができます。例えば、求職票の書き方も以下のようなヒントがあります。また、ターゲットごとに置いても求人の出し方を考える必要があります。

求職票のポイント

  • 給与が低すぎない事。給与が少ないことは、それだけで求職者にとって魅力は小さくなります。
  • アピールポイントを示す。福利厚生などアピールできる事があると良いです。
  • 働きたいと思える環境をアピール。これは、前述の離職率の低さとも繋がり、働きたいと思える環境を整える事が望まれます。
  • 会社としての個性。学校の行事や子供の病気などに最大限の配慮をします。などの記載がある事で求人の成功につながる事があります。

ターゲットごとの求人の方法

  • 若手社員・・・リファラル採用と呼ばれる、社員からの紹介などが方法として挙げれらます。その他では、wantedlyなどSNSの利用が可能です。会社全体の雰囲気などを伝える事で、魅力を伝え求職者に訴求できます。
  • 高齢者・・・給与が安くなることや、地位が下がっての雇用となることが多いです。マイスター社員などとして待遇を考える必要があります。また、配送業なら近距離だけを専門的にしてもらうなどの配慮があると良いです。特定求職者雇用開発助成金の対象となります。
  • 障害者・・・安定して働けるために、障害者の就労移行支援施設などと連携して、人材確保を行うことなどが行われています。特定求職者雇用開発助成金の対象となります。
  • 女性・・・子育て期の母親がターゲットとなります。出産、育児があっても仕事を続けることは、会社として大きなメリットとなります。産休育休中は社会保険料が免除されます。また、産休育休中の所得保障も国から出産手当金や育児休業給付金として支払われます。

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